アルツハイマー病に新薬
blogアルツハイマー病に新薬が登場したという話題です。
物忘れがひどくなり、場所や時間が分からなくなり、記憶できなくなったり、お金の計算が出来なくなるという認知症。
この認知症は脳梗塞や脳出血といった脳の病気によって引き起こされる人もいますが、全体のおよそ7
割はアルツハイマー病です。長い時間をかけて脳に異常なタンパク質が溜まり神経細胞が壊れて脳が小さくなってしまうことで起こる病気なのです。歳を取れば取るほど脳がダメージを受けるリスクが高まり、高齢になるほどかかりやすくなります。2025年にはおよそ700万人がアルツハイマー病患者になるのでは?と言われております。
さぁそんなアルツハイマー病に新薬が出来ました。今回アメリカで開発された新薬は脳に溜まるタンパク質を取り除く効果があると言われています。
これまでのアルツハイマー病のクスリは症状を一時的に抑えることは出来ても、脳が小さくなるのを止めることが出来なかったのですが、今回は原因となる物質を取り除いてくれる効果が期待される。
世界から待ち望まれているクスリなんですが、このクスリはアメリカのバイオジェンと日本のエーザイという製薬会社が開発し、日本でも昨年の12月に厚生労働省に承認の申請が済んでいるということです。承認されれば日本でも患者に利用することが出来る!ということで、意外と早く使われる日が来るかもしれません。
このニュースは多くのひとに希望を与えたんではないでしょうか?今まではどうすることもできなかったアルツハイマーが、この薬で今は治せる。話によると、症状が出る前に飲むことも出来るということで、予防の為に飲むなんてことも今後考えられます。早ければ、40代、50代で飲み始めても早くないですよね。
そんな世の中がすぐそこまで来ているという話題でした。