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茶色い炭水化物を食べるべし

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茶色い炭水化物を食べるべし

前回に続き糖尿病の話題です。

人口の5人に1人が糖尿病という事実。

そして糖尿病が恐ろしいのは重度の合併症を引き起こすゲートウェイ病であることです。

たかが糖尿病と侮るなかれ、糖が体内で分解されないということが引き起こす失明・腎不全・末梢神経症などの重病に繋がることを理解しましょう。

また前回のブログの通り普段の食生活(生活習慣)で糖を簡単に安く手軽に摂れてしまうという現実。糖尿病は一番身近に潜んでいる病気ですがその危険性を正しく認識している人が少ないようです。

糖尿病の原因は体内に取り込んだ糖が分解されなくなることです。本来膵臓から分泌されて糖の代謝を調節するのですが、そのインスリンが効かなくなったり出なくなる(原因は遺伝と食生活)ことで糖が体内で分解できない状態となります。

血管内の糖を(荷物)に仮定すると荷物を運ぶ(トラック)が赤血球です。多くの荷物を積んだトラックは血管内で荷物を落としてしまいます。特に末梢血管と言われる足の先や目の中の細く小さな血管で糖(荷物)を落として溜まってくると血管が詰まり固まってしまいます。更に症状が進むと失明や足の切断といったケースに繋がります。

分解されない糖が引き起こす糖尿病は大きな病気(糖尿病が引き起こす合併症)につながる入り口に立っていると認識ましょう。

ではどうすれば糖尿病を防げるか?

・茶色い炭水化物を摂る

まず白米・砂糖・小麦粉など白い糖質の代わりに茶色い炭水化物を摂りましょう。

茶色い炭水化物とは玄米や全粒粉の小麦です。

これらは食物繊維を含み緩やかに血糖値が上がります。

白い糖質は急激に血糖値を上げてしまう血糖値スパイクを引き起こします。

急激な血糖値の上昇はインスリンを大量に分泌させる緊急回避です。

急激に上がった血糖値をインスリンで急激に下げることで身体に大きな負担がかかります。

 

・食べる順番とゆっくり食べる

食べる順番のオススメは「汁物→野菜(副菜)→タンパク質→糖質」がオススメです。

いきなり糖質から食べるのは急激に血糖値を上げることになりますので食べる順番も非常に大事です。

そして、ゆっくり食べること。咀嚼をしっかりすることで少ない量でも満足感を得られ胃の負担を軽減出来ます。

 

・発酵食品と食物繊維を摂る

納豆やキムチなどの発酵食品は腸の働きを助け活性化させます。積極的に摂ることで腸内環境を整えることが出来る優秀な食品です。

またワカメなどの海藻類、キノコやリンゴ、ゴボウなどの食物繊維も欠かせません。

同じく腸をきれいに掃除する役目がありますので食物繊維を上手に摂ることで腸内環境を整えましょう。

 

・1日3食は摂り過ぎ??

育ち盛りの子供以外は1日3食は摂り過ぎではないか?という議論もあります。

大人は1日2食で十分でむしろ、適度な飢餓状態を保った方が免疫力向上に繋がり体調が良くなるとも言われています。食事と食事の間を12時間あけるといった食生活も、要は腸を休めることで身体の負担を少なくして体調を整えるという効果が期待されているのです。

満腹状態はむしろ免疫力が下がってしまい、糖質を大量に摂った後の眠気は急激に上がった血糖値をインスリンで急激に下げるために起こる症状です。

あなたの食生活はいかがでしょうか?

我々の食生活(生活習慣)が引き起こす糖尿病。

今一度食生活(生活習慣)を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか?

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